809 女性ホルモンで大切なこと
三重県（桑名・四日市・鈴鹿）を中心に４０歳からの健康美をサポートしているキレイな姿勢作り・引き締め専門パーソナルトレーナーの萩野智之です。
トレーニングの目的は人それぞれあって、見た目をキレイにする以外にも色々あります。
例えば、今よりも健康的なカラダになりたい
もう少し具体的に言うなら、更年期障害、PMS、手先の痺れやこわばり、などで困っている。
トレーニング中に色々なお困りごとを聞かせていただいて、私自身も勉強になります。
更年期障害、PMS、手先のこわばり、これら３つの原因は色々ありますが、まず見直していただきたいことは、女性ホルモン（エストロゲンやプロゲステロン）のバランスがどうかということ。プロゲステロンに対してエストロゲンが低下し過ぎると女性ホルモンが乱れやすくなるので、個人的にはエストロゲンが低下しないようにすることが大切だと思います。
エストロゲンが低下しないように普段から意識したいことは
①食事 ➡ 大豆食品、アマニ油、ごま、カシスなどを摂取
②運動 ➡ 特に筋トレや有酸素運動
③ストレスマネージメント ➡ 瞑想、深呼吸、アロマテラピー、睡眠
ただ残念なことに食事ではなかなかカバーできない人もいます。
そのキーポイントとなるのが「エクオール」という成分になります。
エクオールとは、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが腸内細菌によって代謝されて生成される成分です。
https://www.otsuka.co.jp/eql/tab/equol/about.html
エクオールは、女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持ち、女性の健康と美容をサポートする効果が期待されています。
【エクオールの働き】
・女性ホルモンの減少が関与している可能性のある手指の痛みやしびれ、こわばりを改善する
・骨粗しょう症の予防に効果がある
・更年期症状を和らげる効果がある
・肌機能への効果がある
・生活習慣病リスク低減の可能性がある
この変換されて生まれた「エクオール」は、大豆イソフラボンよりも、年齢を重ねた女性の健康と美をサポートする成分として期待されています。
ですが・・
実際のところ、エクオールを作る腸内細菌を持っているのは、日本人女性では5割程度。
2人に1人は大豆イソフラボンを摂取しても腸内でエクオールを作ることができないということが分かっています。
もしエクオールが作れない体質の人は、直接エクオールのサプリメントを摂取するのが良いと思います。
セクオールが作れる体質かどうかの検査キットもあるので興味がある人は以下の大塚製薬さんのHPをご覧いただければと思います。（※念の為、案件とかではないのでご安心下さい）
男性の人も女性の身体のことについて理解することは大切なのでこの機会に理解を深めていただければと思います。
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